スプリングの取扱い上のご注意
- 工具でつかんだり、ハンマーで叩く、ヤスリで削るなどしない。
- 落とすなど、乱暴な取扱いをしない。
- 切断して使用したり、永久変形を与えたりしない。
- 表面の塗装を剥がさない。
- 熱を加えない。溶接、溶接スパッタなどを当てない。焼付け、乾燥炉など高温になる場所に入れない。
スプリングの組み付け上のご注意
- 作業を始める前に装着する車の車両型式、グレードを弊社商品のパッケージラベルに記載されている車両型式と一致しているか、必ずご確認下さい。また、弊社商品の形状と装着する車のスプリング形状を確認し、装着するにあたって問題がないか確認後作業を始めて下さい。
- 実際の作業では、必ず自動車メーカー発行の整備解説書に従い、本書の定めた規定トルクにて作業を始めて下さい。
- 再使用する純正部品の中に著しく損傷の激しい部品(アッパーマウント、アブソーバー、スプリングシート、エンジンマウント、マフラーつりゴム、他ゴム製部品など)がありましたら、全て新品に交換してください。損傷したまま使用すると、車高や乗り心地に問題が生じる場合があります。
- ボルト、ナットの締め付け(本締め)は、必ず車輪を接地させ、1G荷重をかけブッシュを馴染ませてから規定トルクにて本締めして下さい。ブッシュの損傷や、走行中の異音発生の防止になります。
- スーパーアップサス及びアップサスの取り付け作業時、スプリングの縮め過ぎにご注意下さい。必要以上に縮めるとバネがへたり、設定している車高(アップ量)にならなくなる恐れがあります。
- スーパーダウンサスやスーパーアップサス等を装着後は、車高の変化に伴いホイールアライメントが狂い、タイヤの肩減りや操縦性が悪化する恐れがあります。ホイールアライメントを再点検し、お車に合った適正な調整を行って下さい。
- スーパーダウンサス等を交換後、路面の大きな段差を越えた際に”コツコツ”音が出る場合がありますが、これはスプリングの線間が急激な伸縮によるアタック音ですので、機能上問題ありません。
警告
- コイルスプリングの交換作業は、本来設備の整った自動車整備工場で専門の教育を受けた整備しが行うべき危険な作業です。それ以外のお客様が作業をされると怪我の恐れがあり非常に危険です。また、誤った作業により正しい取り付けが出来ていない場合での走行は、重大な事故を起こす原因になります。
注意
- エスペリアスーパーダウンサス、スーパーダウンサスGTは保安基準に定められた最低地上高の規定値をクリアーできるよう設計、製造されておりますので安心して使用できます。しかしながら装着車両の固体寸法差や装着されているタイヤ、ホイールやマフラーが純正と違うと、必要な地上高を確保できなくなる場合がありますのでご注意下さい。
- コイルスプリングは、純正部品と同様に消耗品で使用状況に応じてヘタリが生じる場合があります。ヘタリにより車高が下がり必要な地上高を確保できなくなる場合があります。定期的にご確認のうえ、保安基準に適合する状態でご使用下さい。
- エスペリアWebsite上で表示されている車両のダウン幅は、目安となるもので、お車の固体寸法差や、型式、類別区分の違いにより車重が異なる為10mm程度異なる場合があります。予めご了承下さい。また、純正以外のショックアブソーバーとの組み合わせの際、減衰力等の影響で弊社が定めるダウン幅と異なる場合があります。
- エスペリアWebsite上で表示している希望小売価格に消費税は含まれていません。また商品の取り付け工賃なども含んでおりません。弊社商品の仕様、価格は予告なく変更することがあります。